批判するつもりのない批評は「レビュー」と言い換えませんか?
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みなさん、こんにちは😀
批評という言葉、よく聞きますよね。
使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ところでこの批評、パッと聞きの印象としては、どこか耳に鋭い感じがないでしょうか💦
なので、批判するつもりのない批評は「レビュー」という言葉を選びませんか?という提案です。
批評とは何か
この「批評」という言葉、文学や芸術の世界でよく使われていて、ざっくりいうと「作品を理解し、分解し、解説し、いいか悪いか定め、改善を提案する」みたいな意味です。
つまり、実は批評という言葉そのものには批判的な意図はない(とされている)のです。
でも実際はほぼ批判前提で斜めに見る、上から見るみたいな空気感がありますよね。
なぜ批判的な感じがするのか
そもそも「批」自体が「叩き込む」みたいな意味を持つ漢字であることから、批判、批難、などなど、攻撃的な場面で使われることが多いです。
そして「品定めをする」という行為自体が、基本的には(無自覚であっても)上の立場だと思っている側の人がする行為という部分も否めないかもしれません。
かつ、批評の目的は「創作物をさらなる高みに押し上げるために改善点を見つける」というところが大きいため、批判を含まなければならない(意味がない)という性質もあります。
そのため、残念ながら、どうしても偉そうな雰囲気が出てしまいますよね💦
だからこそ「レビュー」
ただ、批評という言葉の示す行為そのものに着目してみれば
- 作品を理解し
- 分解し
- 解説し
- いいか悪いか定め
- 改善を提案する
わけですから、実は、Amazonのレビューや映画レビュー、ブログでの感想記事、YouTubeでの解説動画、または上司による書類チェックなどとやっていることはほとんど同じです。
もちろん厳密には
- 批評
- 批判
- レビュー
- 感想
などは全て、言葉の示す範囲や目的、想定読者などが違います。
そして言葉や芸術のプロたちはその微妙な差を認識した上であえて「批評」という単語を選びます。
そして批評とは創造と対をなす、次の作品に向けての反省かつ改善提案なのだから、批な部分があるのが前提、という立場は十分に理解できます。
しかしそれでも、「そこまで言葉や芸術のプロじゃない人たち」は実際のところもっと雰囲気で言葉を捉えているわけで、その意味で「批評」という言葉は強く聞こえすぎてしまい、内容以前にメッセージの伝わり方自体が歪んでしまい、議論の盛り上がりをむしろ止めうるのではないかと感じるのです。
というわけで、学術的高みに達した人たち以外にも伝える前提で批評をしたい場面では、できるだけ批評という単語よりもレビューという単語を選ぶ方が、言いたいことが伝わるのではないかなぁと思いました。